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zoom RSS リフォーム計画その前に 戸建住宅編 4

<<   作成日時 : 2015/01/31 17:42   >>

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リフォーム計画の依頼を受けたICのFさんと
ICおじさんとのお話 その4

壁に関するお話し

ICおじさん
基礎に続いて、壁のお話をいたしましょう
壁では、外壁か内壁かで、注意点に違いがあります。

増築、減築の場合や耐震リフォーム工事では
当然、外壁部分に手を加えることになります。

ここでは、間仕切壁の撤去、移動などが伴う
インテリアリフォームでの注意点を中心に
お話を進めていきましょう。
画像
■柱と筋かい入りの壁を残しながら開放感と連続性のあるLDKへのリフォーム例

コーディネーターFさん
柱の移動、撤去については前回の基礎のお話で注意点をお聞きしましたが、
間仕切壁では構造面で注意することは何ですか?


ICおじさん
まず柱ですが、撤去や移設が可能か
図面及び現場確認調査が必要になります。
画像
   ■写真にある梁を受けている柱を撤去し直交する受梁を入れる前の状況

1階であれば、土台と床梁 2階であれば、小屋梁と床梁
それぞれの位置と荷重状況などのを確認します。
当然、柱の位置も確認します。


コーディネーターFさん
図面が無い場合はどうすれば良いのですか?


ICおじさん
現場を調査して、現況の図面を作成します。


コーディネーターFさん
どの程度の図面が必要となりますか?


ICおじさん
現況平面図はスケッチ程度の図面でも最低限必要となります。


コーディネーターFさん
柱の撤去、移動では床梁、小屋梁などの状況図面も必要ですね?


ICおじさん
当然必要ですが、伏せ図が無い場合は
点検口から状況を確認することになります。
適当な位置に確認できる点検口などが無い場合には、
床や天井を部分的にはがして、確認することになります。


コーディネーターFさん
計画時点で部分的にでも既存部分の仕上げを壊すことは、
難かしい場合があると思いますが?


ICおじさん
確かに計画時点では、工事内容が確定していません。

現況確認のために部分的な仕上げの剥がしでも補修等を考えると
簡単にはできません、
このため、表面に見える範囲での現場調査図面で計画をすることになります。


コーディネーターFさん
その場合には、ある程度の在来木造の知識が必要となりますね?


ICおじさん
構造の知識は当然必要となります。
不安な場合には、専門知識のある人のアドバイスを受けて、
計画を進めて行けば問題は無いはずです。

ただし、専門の知識がある人でも木造の架構については、
どのように施工されているかを想定するだけのため
現況確認調査で想定とは違う架構の組み方がされている場合もあります。

このようなことから計画内容確定後の施工段階で計画変更が必要となる
ケースがありますので、計画案、予算計画の変更の可能性について
依頼された方に事前に説明し、納得いただいて、進めて行く必要があります。

また、リフォーム工事の施工面での難しい点に、
新しく梁をかける必要がある場合に上から落とし込む施工が困難であったり、
柱を撤去する場合のサポートの工夫が必要となるなど、
施工の知識と技術を持つ施工店や技術者の協力も欠かせません。


コーディネーターFさん
筋かいや間柱での撤去の注意点などは?


ICおじさん
柱も同様ですが筋かいは、基本的には撤去しない計画が理想です。

逆に可能であれば、金物などで補強をすべきです。

どうしても筋かいの撤去が必要な場合は、
現況以上の耐力壁としての壁量を他の場所で確保する必要があります。
これには、筋かいでなくても構造用合板張りなど壁量としてカウントできる
壁を建物全体としてバランスなど検討し設ける必要があります。

注意点としては、
構造用合板などの面材での壁量確保では、上下の横架材
(土台、梁、胴差、桁、頭つなぎ)に達する状態で面材を張る必要があります。
このため、壁部分での床下、天井裏部分での施工ができる必要があります。
くれぐれも、面材を張れば良いのではありません。


コーディネーターFさん
間柱は、補助構造材なので撤去には、特に注意を払う必要はないと思うのですが?


ICおじさん
確かに、間柱は補助構造材のため荷重を受ける役目は持ちませんが、
撤去が必要な場合以外は残す状態での計画をお勧めします。

間柱は壁下地の安定や面剛性確保のためにも
役目を持った部材であるからです。
また、間柱をニッチ設置などのため部分的に切断した場合には、
つなぎ材などで固定するなどの補強をする必要があります。
画像
■筋かいも間柱もそのまま活かしながらDKの連続性を演出した開口デザイン例

コーディネーターFさん
壁部分は基本的に既存の構造体を極力残す計画が良いのですね?


ICおじさん
その通りで、逆に補強ができる計画が理想ですね
また、既存の構造体を活かしながら要望以上の
提案をすることがICの能力の見せどころですね。


コーディネーターFさん
他には、何か注意点はありますか?


ICおじさん
構造体ではありませんが、設備面で注意点があります。
オープンスタイルへのリフォームでは
壁をなくし開放感を増す計画がとなりますが、
壁がないと、スイッチ、コンセント、リモコン、
インターフォンなどの設置場所が確保し難くなります。
計画時点では、気がつき難く、工事時点で慌てることのなりますので、
計画時点で配線配管ルートを含め検討しておきたい大切な項目です。

その他にも計画内容によって注意が必要な事柄はありますが、
ポイントとしては、
構造体だけではなく仕上げ、設備など関連する項目も計画時点で
総合的に検討しておくことです。

また、間柱ではなく、貫+小舞壁などの最近は少ない壁体の場合は
耐震チェックなど専門的で細かい内容となりますので、
別の機会にお話しできれば思います。


次回は天井に関係する内容のお話しをしましょう。




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