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zoom RSS リフォーム計画その前に 2×4戸建住宅編 1

<<   作成日時 : 2015/02/19 21:10   >>

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リフォーム計画の依頼を受けたICのFさんとのお話と
ICおじさんのお話し その7

2×4構法(枠組壁工法)のお話し


コーディネーターFさん
2×4工法と在来軸組構法との注意点の大きな違いはは何ですか?
画像
        ■2×4の総二階建住宅の外観

ICおじさん
在来軸組構法の柱と梁などの横架材の構造体に対して、
204材などで組まれたフレームに構造用合板などの面材を
張り付けた壁版や床版で構成された構造体が2×4構法です。

このため、リフォーム工事などで在来軸組構法の間柱を
切断するように、壁の縦枠材(スタッド)を切断することは、
在来木造の柱を切断することと同じであることを
しっかりと認識しておく必要があります。

よくあるケースとして、
構造体の知識が少ない設備工の方が配線配管のために
在来軸組構造の感覚で縦枠材(スタッド)を
切断や部分カットをしていることです。


コーディネーターFさん
縦枠材(スタッド)は構造的にどのような役目があるのですか?

画像
    ■壁のスタッド材と開口上部のマグサと両側のマグサ受材


ICおじさん
壁を構成している約45cm間隔入っている縦枠材が
荷重を地盤までつたえる役目を持った部材で、
開口部などで約45cm間隔に立てることができない場合には、
上部にマグサ材を入れ、そのマグサを受けるマグサ受け材を
縦枠材に添わせて荷重を受けるように構成しています。


コーディネーターFさん
それでは、既存の壁面に幅が約45cmを超えるニッチを
つくる計画をすることは構造的に配慮が必要となるのですね?


ICおじさん
そのとうりですね。
特に高さは低いが幅が広いニッチをなどを設けた場合は、
数多くの縦枠材を切断することになりますので、
マグサやマグサ受け材など壁全体のつくりかえが必要となります。
また、壁に張られている石膏ボードは、一般的に耐力壁としての
壁倍率に算定されているはずですので、むやみに剥がすことは避け、
構造の算定資料の確認をしておく必要があります。
石膏ボードを残し仕上げ材の上張りなどの方法を選択することも
検討する必要があります。


コーディネーターFさん
その他には、リフォーム計画上で注意することはありますか?


ICおじさん
2×4構法の大きな特徴として、在来軸組構法と違い
小さい断面形状の部材で構造体を構成していることです。

このため部材を腐らす原因となる湿気や結露に対する
対策がされており、また、火災などの構造体への影響を遅ら
せるための石膏ボード張りなどの内装下地の不燃化が
されていることです。

例としては、
壁体内の結露防止のためにベーパーバリアとして
防湿材のポリエチレンシートシートなどが貼られています。
このシートを取り除いたり、
自然素材がイメージ的に良いからといって、
構造体を被覆している石膏ボードを剥がすなどは、
本来の構造体の特徴を無視したものとなります。
リフォーム計画でも特徴をしっかりと理解して
計画することが最良の計画につながるはずです。


コーディネーターFさん
簡単なリフォーム計画でも多くの注意する点があることが
理解できましたが、増改築を伴う工事の場合はかなり
専門的な知識が必要となりますね?


ICおじさん
増築の場合には、建築士などの専門知識を持つ
人の協力が必要となるはずです。
また、小規模な改装などでも、構造体に影響がある場合は
アドバイスが受けられることが望ましいですね。
いずれの場合でも、単に建築士であるだけではなく、
施工も含めて2×4構法の知識経験がある人の力が
借りられることが安全で間違いのないリフォーム工事に
するために必要となります。

また、部位別の注意点などについては次回にお話ししましょう。

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