やさしいインテリア塾

アクセスカウンタ

zoom RSS リフォーム計画その前に 2×4戸建住宅編 4

<<   作成日時 : 2015/05/05 08:32   >>

ブログ気持玉 0 / トラックバック 0 / コメント 0

リフォーム計画の依頼を受けたICのFさんと
ICおじさんとのお話し その10

2×4構法(枠組壁工法)の壁廻りのお話し

コーディネーターFさん
2×4構法のリフォーム計画での壁廻りの注意点は何ですか?


ICおじさん
まず、壁は縦枠材(スタッド)が、構造体の重要な部材であることです。

このため、この壁を構成する縦枠材を切断したり取り除くことは
基本的にできないと考えてください。
画像
■壁を取除くと小屋組に影響するはずです。

コーディネーターFさん
壁を取り除きオープンタイプのLDKなどへのリフォームは無理なのですか?


ICおじさん
基本的な構法のポイントや法令等を基本とすればまったく無理ではありませんが
2×4構法の構造計画については在来軸組構造より複雑な部分があります。
このため壁を取り除く必要のある計画の場合は計画内容が可能かの検討と
確認を行ってから提案をする必要があります。

提案後に、このプランは構造的に不可能ですとなると
プロとしての信頼を失うことになりますので、早めの専門家の協力が
得られるようにしておくことが肝心です。


コーディネーターFさん
まだ、実施するか未定の専門家の協力が難しい相談などの段階では、
どの様なことを注意しておく必要があるのですか?


ICおじさん
2×4構法の構造計画の基本として、水平力に対して抵抗できる
「耐力壁を含む壁通り」を耐力壁線と呼び、この耐力壁線で囲まれた
箱が並んでいると考えてください。
この箱の一面がなくなった場合は、箱が変形することになります。

このため耐力壁線上の壁をすべて取り除くことはできないと考えてください。
(開口部の幅は合計は耐力壁線の長さの3/4以下とする必要がある)
また、開口部を広げた場合にはマグサや梁で耐力壁線をつなぎ、
上部の荷重も支える必要があるために下がり壁や化粧梁などの
デザイン的な処理が必要となります。
画像
 ■2×4戸建て住宅の2階LDKリフォーム計画プラン例

画像
 ■壁を取り除いた部分を照明ボックスを組込んだ下がり壁で補強

コーディネーターFさん
耐力壁線上の壁か、単なる間仕切壁かを判断する方法はありますか?


ICおじさん
一般的には図面(壁量計算書など)に明示があるはずですが、
複雑なプランの場合や慣れないうちは、
収納内の仕切りの壁などを除き、単なる間仕切壁と考えず
耐力壁線上の壁と考えてプランニングされることをお勧めします。


コーディネーターFさん
その他に計画上で注意することはありますか?


ICおじさん
キッチンのレイアウト変更など、
特にオープンタイプのDKスタイルへの変更時はで
設備配管、配線の位置変更が必要となりますが、排気を含め、
天井裏や床下部分のルート変更は難しい場合がほとんどです。
このため構造用の壁とは別に、配管用の設備壁やダクト用の
下がり天井など初期の計画時点から配慮しておくことが、
施工時点での変更などの問題が生じにくくなるはずです。


ICおじさん
2×4構法の住宅リフォームに関しては、三井ホームのような
専門ハウスメーカーが自社物件を中心に施工してきましたが、
最近は小規模分譲住宅においてもに2×4構法の住宅が数多く
見られ、今後はICやリフォームアドバイザーもある程度の知識が
求められるはずで、難しく考えず、現場を見たり、
専門知識を持った人との協力体制つくりなど必要となるはずです。

逆に何も勉強せずに、在来軸組構造の知識だけで
提案や施工することの危険性を認識しておく事が大切です。

次回は壁の撤去などと同様に注意が必要となる2階以上の床を
中心に設備配管などのお話をしたいと思います。


テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(0件)

内 容 ニックネーム/日時

コメントする help

ニックネーム
本 文
リフォーム計画その前に 2×4戸建住宅編 4 やさしいインテリア塾/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる